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成都訪問①

  • 執筆者の写真: HIROKAWA YOSHITSUGU
    HIROKAWA YOSHITSUGU
  • 12 分前
  • 読了時間: 5分

 先日11月の初旬、ベトナムホーチミンの出張がありました。医療機関への訪問がメインだったのですが、ホーチミンに初めてできた地下鉄の綺麗さに驚くとともにタワーマンションがどんどんできるダイナミズムさに刺激を受ける良い4日間でした。食事が美味しいのでベトナムは良いですね。宿泊はドミトリーで一泊700円。ベンタイン市場から10秒のところにある欧米人が好きそうなドミトリーでした。経費でホテルも泊まれるのにあえてのドミトリーが好きです。


 その出張の帰りをプライベート旅行に切り替え中国の成都に滞在しました。2泊3日の超短期だったが23年ぶりの中国の変貌ぶりが激しく心に残る旅となりました。23年前は北京-西安-上海のツアーでした。成都は今回初めてです。その時の旅の記録をコラムとして記します。


1日目


 5時半に起きてドミトリーからホーチミンのタンソンニャット空港までGrabで移動。空港に入るまでに世界でも指折りに時間がかかると言われているタンソンニャット空港。案の定チェックイン、パスポートコントロール、セキュリティ全て長蛇の列でぎりぎりの搭乗です。9時半フライト四川航空で成都の天府国際空港まで。

 13:30成都着陸。新しくできたとのことで大きな綺麗な空港です。飛行機はベトナムからの旅行者もしくは帰国者でほぼ満席でした。チケット代も2万5000円で移動が活発な印象を受けます。飛行機を降りパスポートコントロールの行列待ちの間にeSIMを切り替えます。この切り替え作業の30秒間、ちゃんと回線が繋がるかどうかがいつも少しどきどきです。特に中国滞在中はスマホ社会。Alipayが使えなければ生活できないと聞いています。つながらなければバックアッププランを考えなければいけません。eSIMは毎回Airaloを利用していますが30秒の後しっかり回線が繋がり安心しました。指紋を提出し簡潔な入国審査を通り入国へ。機械化されておりスピーディな入国でした。


成都到着
成都到着

 空港からの市内までの地下鉄駅が巨大な通路となっており非常に気持ち良い空間です。早速スターバックスを見つけAlipayが使えるかを試します。一応カードも利用できるかも試しましたがどちらも無事利用可能。QRコード便利です。急がない旅なのでコーヒーを飲みながら空港内を行き交う人を眺めます。LINEやGoogleは中国のグレートファイヤーウォールでシャットダウンされていると聞いていました。VPNの1週間分を購入して備えてきたのですが、VPNをはる前に日本の家族からのLINEが普通に届いたのでどうなっているのかよく分かりませんでした。スタバのご当地マグカップを購入し、成都市内へ移動を開始です。


おしゃれな空港のスタバ
おしゃれな空港のスタバ

 地下鉄18線を見つけセキュリティを通り改札に入ります。Alipayで「モビリティ」を選択し、ダウンロードしていた成都の地下鉄のQRを表示させますが初めての作業は緊張感があります。QRを改札にかざすとあっさりと入ることができ中国旅に慣れてきた気がします。こういう一つ一つの体験が楽しいですね。どの電車に乗ればいいのかを近くにいた旅行中ぽい女子学生に尋ねると隣の駅で降りるから着いてきてと親切に案内してもらうことができました。市内までの1時間弱の電車移動ですが途中の山林エリアを抜けると駅ごとに巨大タウンが見えてきます。駅ごとには山林もしくは荒野風景なのでそういう街の発展のさせ方なのだと思います。


 15時過ぎに目的の文殊院という駅で降り、ホテル「BUDDHA ZEN HOTEL」に向かいます。文殊院自体歴史的な景観を残した観光地のような場所です。しかし、Googleで調べていた場所にホテルが無く、うろうろしながら結局百度の地図アプリでナビを入れるとかなり違うところにホテルがあることが分かり、やはり中国では百度の地図が最適解なのだと学びます。BUDDHA ZEN HOTELは静かで綺麗なエリアの歴史的趣のある素敵なホテルでbooking.comの雰囲気重視で選んでよかったです。


ホテルBuddha Zen
ホテルBuddha Zen
ホテル景観
ホテル景観

 少し休憩ののち、中心地まで歩き地図と自分の足の距離感を合わせます。夕刻薄曇りの中、文殊院から天府広場まで歩き始めますが思った以上に距離があります。これは地図を見ているだけでは分からない面白いところ。そろそろ季節的に寒くなってきているのでオートバイに乗っている女性陣は大きな布団みたいなものをバイクの前に装着し、炬燵のような状態で運転しているのでバイクが走っているというより布団が道路を走っているような景観です。時間的には帰宅ラッシュで駅に向かう人たちが多く見られます。区画整理された天府広場は広く少し寒々とした印象ですがやはり1ブロックごとが長く、街の大きさを感じます。30分歩きましたが地図上はあまり移動できておらず、やはり明日は歩きではなく地下鉄移動がマストだと認識します。

成都街中
成都街中

 延々と続く地元の商店街を抜け夕食に陳家の麻婆豆腐屋を探しますがどこにもない。地図の罠にはまったようで面倒くさくなり文殊院まで戻り近くの麺屋に入り四川風辛い麺を食べ満足します。お店に入ると中国人だと勘違いされますが、日本人だというと戸惑われます。少し面倒くさそうな対応ですが美味しい美味しいと食べていると辛い野菜を追加でトッピングしてくれました。ホテルまでの帰り道街ブラをしてローソンでビールを買います。夜も静かで安全に感じます。ホテル近くの広場では親子集団が夜の憩い的な雰囲気の中、談笑し遊んでいました。

夕食四川の麺(名称分からず)
夕食四川の麺(名称分からず)
ホテルの部屋から
ホテルの部屋から
















20時ホテルに戻り明日の用意のため百度

を睨みながら計画を立てます。

明日は市内を地下鉄で一日中回る日です。


後編に続きます。

 
 
 

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